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カーシェアリングとレンタカーの違い

   

カーシェアリングを利用する際に比較すべき項目としては、レンタカーと自家用車の購入になると思うが、特に自家用車については初期費用や維持費用の部分で大きく違う。そのため一番カーシェアリングのシステムと近いものがレンタカーになるかと思う。レンタカーといえば、昔から存在しているサービスであり、主要都市はもちろん、観光に力を入れている街では多く取り入れられている。また旅行先で気楽に借りることも出来たり、引越し等で大活躍すると思うが、なかなか自家用車の代わりとして考えることは少ないはず。最近ではカーシェアリング対策なのか、短時間で借りられることも増えてきたが、カーシェアリングとレンタカーを比較した際に、どの点が違い、どちらの方が自分の使い勝手に合っているのかどうかを確認していただきたいと思う。

 

 

料金による比較

まずはカーシェアリングとレンタカーの料金による比較から始めたいと思う。ここでどちらを選ぶか判断する基準になると思うが、車の使用の仕方によって大きく違う。使用の仕方というのは、利用時間によるものであり、長時間と短時間で金額による差が出るので、上手く使い分けていただきたいと思う。

<料金表(基本プランで記載)>

料金項目 タイムズカープラス オリックスカーシェア カレコ・カーシェアリングクラブ ニッポンレンタカー
基本料金
(月額)
1,030円 2,000円 980円
最短時間 206円/15分 200円/15分 130円/10分
6時間 4,020円 3,500円 3,800円 5,832円
12時間 6,690円 4,500円 5,300円 5,832円
24時間 8,230円 6,000円 6,800円 7,236円
距離料金 16円/km
(短時間は無)
15円/1km 15円/1km 不要
その他料金 不要 不要 不要 ガソリン代
保険代
(1,000円/日)

短時間で借りる場合

6時間以下で借りる場合は、圧倒的にカーシェアリングの方が安くなる。距離料金と月額料金はかかるものの、レンタカーでも保険代が発生する事を考えると、カーシェアリングの方が安い。ちなみに、カーシェアリングはガソリン代が不要と合わせて、保険代なども利用料金に含まれる料金設定になっている。特に1時間以下などで車を使用する場合は、カーシェアリングの方が気軽に借りれて、価格もタイムズカープラスであれば824円以下で借りれることになるため、格安という扱いになると思う。そのため、短時間で借りることが多い方はカーシェアリングを選ぶほうが良いだろう。

 

長時間で借りる場合

1日単位や半日単位で借りる場合は、カーシェアリングでも長時間パックで借りることで通常の金額よりも大きく還元させることが出来る。そのためレンタカーとカーシェアリングで大きく差が出ることは無いだろう。長時間で借りる場合のポイントとしては、走行距離と返却場所によるかと思う。カーシェアリングでは、ほとんどの場合乗り捨ては出来ず、出発した場所と同じ場所に返却しないとならない。つまり旅行などで借りる場合は、日帰りになってしまうという点が発生する。またカーシェアリングだと、長時間走行の場合は距離による利用料金の別途発生があるため、丸一日中走行し続ける場合はさらに費用が発生する可能性があるので、利用する前に予算をしっかりと把握しておく必要があるだろう。その分、レンタカーであれば、移動距離に縛られることもなく乗り捨てを出来るレンタカー会社がほとんどであるため、ガソリン代は発生するものの予算が組みやすいかと思う。結論としては、長時間で車を借りる場合、走行距離と返却場所に左右されるが、レンタカーの方が使い勝手は良いはずだ。

 

利用方法の比較

カーシェアリングとレンタカーは出発までに予約をする必要がある。どちらも夏季休暇や年末年始などの繁忙期には、車が無いなどとなることもあるのだが、実際に出発までに予約する手順やどちらのほうがスムーズに借りることが出来るかを比較してみようと思う。

 

カーシェアリングの利用手順

1.入会登録

まずカーシェアリングを始めるためには、入会をする必要がある。カーシェアリング会社によって入会方法は異なりますが、ほとんどの場合インターネットから入会、もしくは郵送で入会を選択する必要がある。特にインターネット入会だと、店舗などに足を運ぶ必要は無いので、簡単に入会登録をすることが出来る。また入会後に会員カードが送られてきて、そのカードが届き次第予約などの手順に進むことが出来る。

2.予約

インターネットや携帯サイトから各カーシェアリング会社にログインして、どの駐車場に止まっている車を利用するかや車種が何か、もしくはどのくらいの時間借りれるかを確認して、予約することが出来る。希望の時間で近くの駐車場の車が借りられてしまっている場合が少々ネックだが、予約自体は簡単に出来る。なお、タイムズカープラスであれば予約後のキャンセルは利用開始前であれば、キャンセル料金は発生しない。

3.解錠・運転

実際に予約が完了したら、次に解錠という作業が発生する。カーシェアリングの車はもちろん鍵がかかっており、運転する前に解錠する必要があるが、予約した出発時間以降に会員カードをかざすとロックが解除される仕組みになっている。ロックが解除されたら、グローブボックス等に実際の鍵が入っているので、それを使用する。

4.返却

返却時間が近づいたら、出発したのと同じステーションに戻すのだが、駐車が終わったらキーを指定の位置に回し、会員カードをかざして返却完了となる。ただ無人のため、忘れ物などはしっかりと確認しておかなければならない。

 

レンタカーの利用手順

1.予約

レンタカーの場合は、会員登録は必須では無いため、入会登録の工数は発生しない。しかし、会員になると料金が安くなる場合があるので、しっかりそこは確認しておこう。入会登録も含めて、予約もインターネットから出来るが、その際におおよそ何時間使用するか決定しておこう。6時間や12時間と長時間で借りることになるため、ある程度の予測は必要である。なお、インターネットで予約する場合は、レンタカーの利用手順をネット上で確認しておくことで、当日の店舗での説明は不要にすることができる。

2.当日の運転まで

レンタカーの場合は、当日の出発時間より少し早く行く必要があるだろう。特に直接店舗まで行く必要があるので、その分の時間も頭に入れておく必要がある。少し早く行く必要がある理由としては、借りる前にレンタカーの利用規約の確認があるのだ。前述の通り、インターネットから予約した場合はこの工程を省く必要があるが、免責補償であったり、ガソリンスタンドの説明など、無人には無い説明である程度の時間がかかる可能性が高い。説明が一通り終わったら、店員と一緒に実際に借りる車のチェックをして鍵をもらい、ようやく出発である。

3.返却前の給油作業

レンタカーで車を借りた場合は、給油を借りた本人たちが行わなければならない。指定のガソリンスタンドなどは無いが、基本的に満タン返しが鉄則である。ただしレンタカーショップによっては、最初の契約の段階で自社でガソリンを満タンにする代わりに、先に金額を支払っておくことができる。その場合は極力、ガソリンを0の状態で返すことで節約することが出来る。

4.返却

給油作業が完了したら、返却予定の営業所まで返却しに行く。これは出発と異なる営業所を選択することも可能である。返却後は店員に鍵を返し、傷などが無いかのチェックが入る。そして問題が無ければ、返却完了となる。

 

以上が、カーシェアリングとレンタカーでの利用方法による比較となるが、結論としては大きくかは変わらないが、カーシェアリングの場合は先に入会登録をする必要があること、またレンタカーの場合はガソリンスタンドでの給油作業と有人ならではの待ち時間が発生すること、両者ともメリットとデメリットがあるが、利用方法での差はそこまで無いため、やはり料金で比較するのが一番妥当かと思う。

 - カーシェアリングの基礎