カーシェアリングとは?
2015/01/18
最近は新聞やメディアなどで取り上げられることが多くなってきたカーシェアリング。すでに導入をしている方も検討中の方も、カーシェアリングという言葉を聞いたことない方でも、カーシェアリングをまず理解してメリットやデメリットをしっかりと洗い出して、本当に今のあなたの生活の中で必要かどうか検討していく必要があると思う。またカーシェアリングを提供している会社は、全国でも30社以上あり各会社特有のサービスや料金で展開をしている。あなたの性格にあった、かつ生活にあったカーシェアリングサービスを様々な視点から検証して選んで頂ければと思う。
1.自家用車を手軽に!
カーシェアリングのコンセプトは様々な役割があると思うが、やはり一番は自家用車を手軽に持つことが出来るということだと思う。各家庭で考え方は違うが、昨今の不景気の影響もあり節約が迫られている世界。ましてや子供を養いながらとなるとお金が無いと不安。さらにそこに自家用車の購入を検討する方も多いでしょうが、やはり駐車場代やガソリン代など維持費も高く付くことを考えるとなかなか手が出しにくい。そんな中出てきたのがこのカーシェアリングだ。
発祥はヨーロッパのスイスで、公共交通機関を補完するための手段として1970年台に作られており、その後アメリカ、日本でも各地で拡がってきているのである。
日本では現在、30社以上の会社がカーシェアリングのサービスを行っているが、大手としてタイムズカープラス、オリックスカーシェア、カレコ・カーシェアリングクラブ、カリテコの4社がリーディングカンパニーとしてカーシェアリングを拡げてきているのである。まだまだ日本では歴史が浅いものの使い勝手の良さから会員数も増加し続けている。
2.近隣駐車場に停車
カーシェアリングとは、1人では購入や維持が困難な車を、人を募って大人数で買うことで、初期費用だけでなくその後の維持費用も分割することが出来るので、気軽に持つことが出来る自家用車である。維持費用として駐車場代も考えられるが、カーシェアリングの場合、提携している駐車場を使用しており、借りる場合も返す場合も同じ駐車場に駐車させることにより、他の人も気軽に使うことが出来る。都内であればほとんどの場合、近隣の駐車場に停車されているのをよく見るが、カーシェアリング会社およびお住まいの地域によって、近くにあるかどうかが変わるため、出来る限り自宅に近いカーシェアリング会社を使用することにより、自家用車に近い形でより良い生活が送れることだろう。
3.簡単に借りられる
車を借りる場合、これまでレンタカー会社などに電話をかけて、先に予約して当日も免責や補償などの説明を受けてようやく借りることが出来る仕組みだった。カーシェアリングは一回登録してしまえば、パソコンや携帯から予約して、当日に会員カードを車にかざすだけで施錠を解除することが出来る。前述しているが、最寄りの駐車場などと提携していれば、直接駐車場に行って借りることが出来る。もちろん返す場合も、同じ駐車場に戻すだけで終了である。またレンタカーの場合は、6時間単位であることが多いが、カーシェアリングの場合は10分もしくは15分単位で借りることができ、自分が使うときに使うだけ借りることが出来る。もちろん費用は月額料金が多くの場合はかかるが、それ以外は使用した分だけの請求となる。さらにガソリン代もこの利用料金に含まれているため、満タンで返す必要もなく車を所持したような感覚で使用することが出来る。